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●慢性関節リウマチとは?

■膠原病のひとつ
慢性関節リウマチはリウマチ性疾患の中でも全身性結合織病のグループに属します。
全身性結合織病は膠原病ともよばれ、全身の結合組織(細胞と細胞をのりづけしている組織。コラーゲンなどのたんぱく質その他)が侵される病気で、発病の原因は明確にはわかっていませんが、免疫の働きの異常が関与していることがわかっています。
■発症のピークは30〜50歳代
患者数は日本全国で70〜100万人とも言われ、高齢化に伴い増加傾向にあると言われます。発症年齢は早ければ20歳代から発病、30〜50歳代がピークで40歳代がもっとも多く、人生でもっとも多忙な時期に発症する病気といえます。
男女比は1対4と圧倒的に女性に多い病気です。最近では高齢男性にも増加しています。
■なぜ女性に多いのか
自己免疫疾患は男性より女性に多く見られ、その理由として女性ホルモンと妊娠・出産が関係していると言われています。
乳腺刺激ホルモンや卵胞ホルモンなどは自己免疫反応を高める働きがあり、妊娠中は副腎皮質ステロイドホルモンが増え免疫の働きが抑制されますが、出産後には抑制が解除され反動で一時的に免疫の働きが高まるため、自己免疫疾患が起こりやすくなることが知られています。 |

▲女性ホルモンとの関係 |
■症状は全身性、経過にはタイプがある
慢性関節リウマチの特徴は、関節の滑膜という部分に炎症がおき痛みと変形を引き起こすことです。関節の痛みのほかにも皮下結節というしこりができたり、血管の炎症、貧血など全身に症状が出ることもあります。
進行や経過にはいくつかのタイプがあり、すべてが重度の障害に至るというわけではなく、現在では早期発見・治療で進行を最小限に食い止められるようにもなってきています。
最低でも2〜3年、多くは一生を通じてのつき合いとなる病気です。
◇若年性関節リウマチ◇
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慢性関節リウマチは働き盛りの特に女性に発症しやすい病気ですが、15歳以下の子供がかかるリウマチもあり「若年性関節リウマチ」と総称されています。成長への影響や学校生活なども考慮して治療を考える必要があります。
全身性(スチル病)
突発的な高熱、関節の痛みやこわばり、リウマチ疹とよばれる米粒大の紅斑などの症状。発症年齢のピークは1〜3歳と9〜12歳。
多関節発症型
大人の慢性関節リウマチとほぼ同様の症状。発病後6ケ月以内に5つ以上の関節に炎症。10歳以上の女子に多い。
単関節発症型
一か所の大きな関節に炎症を起こすタイプ。股関節、ヒザ関節など。「虹彩炎」という目の症状を併発し、緑内障から失明にいたる場合もある。
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