●慢性関節リウマチの症状、特徴

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●関節リウマチの症状、特徴


■初期症状

多くの場合、慢性関節リウマチは非常にゆっくりと進行します。

ごく初期には、
◆食欲不振
◆からだがだるい
◆熱っぽい
などの全身性のはっきりしない症状が続き、これに
◆からだがなんとなく「こわばり」動きづらい
(特に朝、手指や全身の関節がこわばる。からだを動かす内に消えていく)
が感じられると慢性関節リウマチの前兆である可能性が高くなります。

その後、関節リウマチ特有の症状が出はじめます。
◆最初は小さな関節から腫れやこわばり、痛みが
手首や手足の指など。特に手指の第二第三関節が多い
※大きな関節から始まることもある。日本人の場合は膝関節が侵されやすい
☆初期の手指などの腫れ方、「紡錘型腫脹」
炎症を起した関節の回りが腫れ、指の形が糸巻きに似た形になる

◆複数の関節で同時に、しかも左右対照に起こる
最初は一箇所でも、次第に他の関節にも広がっていく。動いたり体重をかけると痛む
とくに朝に痛み、動いているうちにやわらぐ傾向がある

◆症状は慢性的に続く

■次第に全身へ

○時間をかけて全身の関節に炎症が広がっていきます。

<リウマチになりやすい関節>

◆膝関節
日本人は特におかされやすい関節。多量の関節液がたまりやすく腫れ上がって痛む。
◆頸椎
脊椎の首を支える部分が頸椎で、上から一番目、二番目の頸椎が亜脱臼を起しやすい。脊髄を圧迫すると神経障害につながるおそれがあり生命の危険にもつながる。
◆肘関節
曲がったまま伸ばしにくくなる
◆股関節
手や膝などよりおかされにくいが、炎症が起きると痛みが激しく歩行困難になりやすい
◆その他
顎関節、胸鎖関節などにも炎症が起こることがある。顎関節の炎症が進むと口が開きにくくなる障害が  

○痛み
初期には関節の滑膜の炎症による痛みだけであったのが、関節が破壊されていくのに伴い、
・血流が悪くなって痛む
・筋肉が不自然に引っ張られるために筋肉痛
などを起すことがあります。
低温、高湿度、低気圧で症状が顕著になるとも言われます。
 
○全身の症状
関節以外にも次のような全身の症状を併発することがあります。定期的な観察と治療が必要です。

◆皮下結節
皮膚の下にできる1〜2pほどの硬いしこりで痛みはない。患者の10〜20%にみられる。(初期は3%程度)骨が出っ張って圧迫をうけやすいヒジ、ヒザ、カカトなどにできるが、内臓にできる場合もある。全体の症状がおさまると小さくなったり消えたりする。
◆だるさ、疲労感
全身のだるさや疲労感、炎症がひどいと微熱がでる場合もある。食欲不振で体重減少することも。
◆血管の炎症
血管に炎症が起きると全身に栄養や酸素がいかなくなるため潰瘍が出来たり神経のしびれや痛みなど、臓器にも影響がでてきて治療が難しくなる。血管の炎症が重いタイプは「悪性関節リウマチ」とされ国が難病指定している。悪性関節リウマチは関節リウマチ全体の0.7〜1%で出現率は低い。
◆心筋炎、心膜炎
心臓にいく血管に炎症がおきると心筋炎、心膜炎になることがある。動悸、息切れ、胸痛などの症状。
◆肺の炎症
血管の炎症から、胸膜炎(肋膜炎)、間質性肺炎を起すことがある。胸膜炎にかかると肺に水がたまり発熱、胸痛、咳を伴う。間質性肺炎は肺の間質という部分に炎症が起こり、動くと息切れがする、呼吸が苦しい、進行すると肺繊維症となり肺の機能が著しく低下する。
◆目の炎症
眼球を包む一番外側の強膜が炎症を起し、結膜が充血、症状が進むと痛みや視力障害を伴う。シェーグレン症候群を合併すると涙腺が炎症を起し眼が乾いてゴロゴロする。シェーグレン症候群では唾液腺や耳下腺にも炎症が起き、口が渇いたり虫歯になりやすい、耳下腺の炎症などの症状がでることも。
◆貧血
理由はわかっていないが鉄分がうまく利用されずに貧血になる。血液中の鉄分の低下とともに吸収能力も低下するため鉄剤の服用の効果は薄いとのこと。関節リウマチの症状の軽快とともに改善する。

■関節リウマチで起こる関節変形

骨の破壊が進むと手指や足指に慢性関節リウマチ特有の関節変形が起こります。
変形したままかたまってしまうことを「拘縮」、骨と骨がくっついてしまうことを「強直」といいます。
また、関節の症状が進むに従い関節と関節の間の筋肉が衰え、日常生活に支障をきたします。
よくみられる変形は次のようなものです。

<手指の変形>

◆尺側偏位(しゃくそくへんい)
・・・親指以外の四本の指の付け根の関節でずれや亜脱臼がおきて腱のひっぱる力などにより小指側に傾く。手の動きにはあまり影響しないが親指のZ型変形があるとものがつまみにくくなる。
◆Z型変形
・・・親指が外側に反りZ字状に変形する。
◆ボタン穴変形
・・・指の第二関節の炎症により第二関節が内側に第一関節が外側に反る。腱が縦に裂けた裂け目から第二関節がボタンのように出てくることからボタン穴変形といわれる。
◆スワンネック変形
・・・ボタン穴変形と逆に、第二関節が外側第一関節が内側に反る。指が曲がらないので掴む握るといった動作が不自由になる。

<足指の変形>

足指の関節は滑膜が少ないため手指よりも変形が軽くなるのが一般的。
◆外反母趾
・・・足の親指の関節が亜脱臼を起し親指の先が隣の指の下にもぐり込んでしまう。
◆わし爪趾変形
・・・足指全体が鷲の爪のように曲がり、指の付け根は足底の方に突き出る。


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