●変形性股関節症って何?症状や特徴、治療法などについてわかりやすくまとめてみました。

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変形性股関節症とは?

変形性股関節症の主な症状

なぜ変形性股関節症になるのか?

変形性股関節症の進み方

変形性股関節症の検査・診断

変形性股関節症の治療

構造面から考えた変形性股関節症

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股関節(こかんせつ)は上半身と下半身の継ぎ目。上半身の重さを支える股関節は負担が大きく傷みやすい関節です。中高年になると足の付根のあたりに痛みを感じる人が増えてきます。歩いたり座ったりすることにも支障が出て、日常動作がツライのです。

変形性股関節症」の症状や特徴について「まずは概要をザックリとつかみたいんだ!」 そんなときに読んでください。


どんな病気なの?  

●変形性股関節症とは?

●変形性股関節症の主な症状

●なぜ変形性股関節症になるのか?

●変形性股関節症の進み方

●変形性股関節症の検査・診断

●変形性股関節症の治療

●構造的にはこう見る!
構造面から考えた変形性股関節症



●変形性股関節症とは?



■股関節が痛くなったり、動かしにくくなる病気

▲関節軟骨がすり減って痛みが出る。


股関節が痛くなる代表的な病気です。関節を滑らかに動かすために骨の表面を覆ってクッションの働きをしている「関節軟骨」が、何らかの理由によりすり減ってしまうために起こります。

日本では、生まれつき股関節の作りにやや問題がある「先天性股関節脱臼」や「先天性臼蓋形成不全」などのある人が後年変形性股関節症を発症するケースが多いですが、そういった股関節の異常のない人が老化などにより変形性股関節症になることもあります。


発症する時期は10代〜老年まで様々ですが、しかし臼蓋形成不全等があっても10代・20代の頃は痛みなどの不具合を感じないことが多く、30〜40代で変形性股関節症を発症することが多いようです。


一次性変形性股関節症

原因となる外傷や股関節の形態の異常がない原因不明の場合。老化やその他の原因により負荷に耐えられなくなり発症すると考えられている。欧米では90%を占めると言われる。

二次性変形性股関節症

「先天性股関節脱臼」や「先天性臼蓋形成不全」などの骨・関節の異常や外傷などにより、二次的に発症した場合。日本では80%以上を占めると言われる。


■女性に多い変形性股関節症

変形性股関節症は女性に多い病気です。
「先天性股関節脱臼」や「先天性臼蓋形成不全」が女の子に多いこと、女性は男性に比べ関節が緩く周囲の筋力も弱いこと、また女性は骨盤が横に広いので身体の中心線から股関節が遠くなるとより大きな力がかかること、などが関わっていると考えられています。

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●変形性股関節症の主な症状


○痛み〜でん部から股関節、太ももの痛み〜


初めは運動後や長く歩いた後などに、股関節に限らずお尻や太もも、ひざの上などに鈍痛が出ることが多く、この痛みは数日すると治まります。

少し症状が進むと、動き出すときに股関節辺りに痛みを感じる「始動時痛」を感じるようになります。痛む箇所は次第に股関節周りに限定されていきます。

さらに進むと動かしたり歩くと股関節の前後が痛む、一休みしないと歩けない、などの痛み「運動痛」が出るようになります。


▲最初はお尻や太もも、ひざ上等に「関連痛」が出ることも。

最終的には安静にしていても痛むようになり、痛みの程度もだんだんと強くなります。股関節に水がたまって腫れたり、夜間などにも痛みが出て睡眠が妨げられるようになることもあります。

○動きの制限〜股関節が動かしにくくなる〜


痛みが強くなるのにつれて、靴下が履きにくくなったり大きな段差が上りにくくなったりと、股関節の動きも悪くなってきます。

痛みから関節を動かさずにいると筋肉が硬くなり動きが悪くなる「関節拘縮(かんせつこうしゅく)」が起こり、深く曲げたり足を開くなどが苦痛になってきます。また、拘縮がひどくなると骨盤が傾いて悪い方の足が短くなったように感じられるようになります。


○跛行(はこう)〜片足をひきずって歩く〜

痛い方の足をかばって歩こうとしたり、また痛みのために活動量が減って中殿筋などの筋力が衰えると悪い方の足をついたときに身体が傾くため、肩を揺らして足を引きずるような歩き方「跛行(はこう)」になります。


腰痛・ひざ痛との関連

痛みは股関節だけでなく、腰やひざの痛みを訴える人もいます。
痛みや筋肉のバランスがくずれるために骨盤が傾いたり、股関節の動きが悪いのを他の部分で補うために負担がかかり、腰やひざに痛みが出ると考えられます。


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●なぜ変形性股関節症になるのか?


■股関節のしくみ

股関節は骨盤(腰の骨)と大腿骨(ふとももの骨)の継ぎ目にあたり、骨盤側のおわん状の臼(うす)のようなくぼみ「寛骨臼(かんこつきゅう)」に、大腿骨の先端の球状の頭のような部分「大腿骨頭(だいたいこっとう)」がはまり込んでいます。

このような形状の関節を「球関節」「臼関節」と呼び、前後左右ナナメ・・と色々な方向に動かすことができる構造です。

骨盤側のくぼみ(=寛骨臼)も、大腿骨の先端部(=大腿骨頭)も、いずれも関節軟骨という弾力性のある組織に覆われていて、関節が滑らかに動くようになっています。

骨盤側のくぼみ(=寛骨臼)は深いおわん状で、広い面積で大腿骨頭と接して体重を受けるので負荷が分散されて、クッション役の関節軟骨もすり減らずに長く使い続けることができるのです。
また、股関節は関節包(関節を包む袋状のもの)やじん帯、筋肉などにより支えられており、簡単には外れないようになっています。


クッションの働きをする関節軟骨

骨盤側のくぼみ(=寛骨臼)と、大腿骨の先端部(=大腿骨頭)を覆う関節軟骨は弾力性に富み衝撃を吸収する性質があります。

また非常に摩擦抵抗が少ないため滑らかに関節を動かすことができるのです。

関節は関節包という袋状のものに包まれ、内側では滑膜から関節液が分泌されていて潤滑油の働きをすると同時に軟骨に栄養を供給しています。


■関節軟骨がすり減ることで発症

衝撃を吸収し関節を滑らかに動かす役割の関節軟骨。これが何らかの理由によりすり減り壊れることで「変形性股関節症」になります。

関節症は体重のかかる関節に起きやすく、他にもひざや脊椎、肘、手指などにも起こります。
過度の負荷が繰り返し加えられたり、外傷などによって軟骨は変性しすり減ります。加齢とともに軟骨のクッション性や修復能力も衰えていくので変性がより起きやすくなります。

外傷などの場合を除けば、軟骨がすり減るには通常は長い時間がかかります。


なぜ「臼蓋形成不全」の人が発症しやすいのか?

臼蓋は骨盤側のくぼみである寛骨臼の一部で、大腿骨の先端(=大腿骨頭)と接する部分にあたります。

臼蓋形成不全」では、臼蓋の発育が十分でなくかぶりが浅くなっています。「先天性股関節脱臼」の場合も臼蓋の正常な発達が妨げられ臼蓋形成不全になりやすくなります。

臼蓋不全の場合、臼蓋のかぶりが浅いために、本来なら大腿骨頭をスッポリ包みこむはずが、おおい切れずに大腿骨頭が臼蓋からはみだしてしまいます。

臼蓋と大腿骨頭が接している部分が本来より小さかったりズレてしまっているので軟骨の一部分に負荷がかたよったり、不安定な動きのために軟骨を傷つけやすくなるのです。


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●変形性股関節症の進み方


変形性股関節症は次のような段階を追って年単位で慢性的に進行します。
最終的に手術が必要になるケースが多いとされていますが、しかし誰もが同じように進行するわけではなく、股関節の形に異常があっても長い間進行しない人もいますし、また負荷をかけない生活習慣や、リハビリ・体重コントロール等の保存療法など、悪化が抑えられる要素にもよっても進み方は異なってきます。


○前期・・・レントゲンに変化なし

臼蓋形成不全などの股関節の形に異常があるが、軟骨のすり減りなどはまだ見られない時期。痛みはたまに見られる。



○初期・・・骨の硬化がみられる/関節の隙間は少し狭いところも

軟骨が傷つきすり減りだし、関節の隙間(関節裂隙・かんせつれつげき)が少し狭くなってきている状態。負荷が集中する箇所の骨が硬くなる「骨硬化」が見られ、レントゲンには白っぽく映る。無理をすると痛みが強くなる。



○進行期・・・関節の隙間が狭くなり骨棘ができる


軟骨のすり減りが進んで関節の隙間が狭くなり臼蓋と大腿骨がぶつかったり接する部分も出てくる。骨硬化も進み「骨のう胞(こつのうほう)」という穴があく所も出てくる。壊れた骨を補うために「骨棘(こっきょく)」という新しい骨の増殖が見られる。痛みや動きの制限が強くなる。


○末期・・・関節の隙間がなくなる

軟骨がすり切れてなくなり関節の隙間がなくなる。骨硬化が広がり骨のう胞も増える。骨が露出してぶつかるため骨がすり減り骨棘も成長し、股関節自体が変形する。痛みも股関節の動きの制限もさらに強くなり、杖が必要になったり日常生活にかなり支障が出る。


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●変形性股関節症の検査・診断


整形外科を受診すると、次のような検査を行い変形性股関節症であるかの診断が行われます。

・問診
いつ頃からか、どんなときにどの程度痛むか、先天性股関節脱臼や臼蓋不全があったかなどの病歴 等を確認する

・視診、触診
歩き方や身体の傾き、股関節の動き具合や痛み方 等を見る

・X線検査
関節の形、骨の状態、進行の程度 等がわかる
軟骨は映らないが関節の隙間と骨の状態などを見る

・その他、必要に応じて行う検査
CT検査・・・断層撮影により関節の細かい形態が把握できる
MRI検査・・・軟骨、じん帯、筋肉などの軟部組織の様子が見られる
関節造影・・・造影剤を注入してのX線撮影。軟骨などの関節内の状態が見られる(MRIにより必要性が少なくなった)
 など


変形性股関節症と良く似た病気

・突発性大腿骨頭壊死症
大腿骨頭の血流が悪くなり骨が壊死する。原因不明だがステロイド剤の長期使用やアルコールが誘因になると言われている

・大腿骨頸部骨折
骨粗しょう症のお年寄りに多い。骨がもろくなっていると簡単に骨折しやすい

・慢性関節リウマチ
手指、手首、肘、股関節、ひざなど、様々な関節に痛みや変形が起こる。主に股関節が痛むこともある

・股関節炎
ブドウ球菌や連鎖球菌などの化膿菌の感染や結核菌感染により起こる

 など


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●変形性股関節症の治療


大きく分けて「保存療法」と「手術療法」の2つの治療法があります。

1.保存療法

保存療法の様子をみて、結果が芳しくない場合に手術が検討されます。
症状が殆ど出ていない場合でもよい状態を維持するために、また手術をすすめられた場合でも進行を遅らせるためや人工関節を長持ちさせるなど状態をよりよく保つために保存療法が必要です。

○体重コントロール
股関節にかかる負荷は体重の3〜10倍。体重が増えれば股関節への負荷が増えるので、食事制限と運動療法などを組合わせての体重コントロールが必要。

○負荷を減らす日常生活の工夫
運動などをがんばり過ぎない、痛むときは安静にする、外出する時には杖を使うなど、無理をせず痛みを避け負荷を減らす。どのくらい歩いたら痛みが出るなど限界を知りセルフコントロールする。
寝起きやトイレ、入浴、家事なども、動作を工夫して痛みを避ける。

○運動療法、温熱療法などの理学療法
股関節症の患者さん向けの筋力トレーニングやストレッチ、ウォーキング、プールでの水中運動など。筋力の維持、拘縮の改善、関節の血行改善、気分転換、肥満防止に。

○薬物療法
急性期の痛みや進行期や末期の強い痛みなどのときに消炎鎮痛剤など。進行がわかりにくくなるので頼りすぎないように。


2.手術療法

保存療法での改善がない場合には手術が検討されます。それぞれの手術の特徴・問題点と、進行の程度や年齢、社会的・家庭的環境などを考慮して検討します。

○関節を温存する手術
骨を切って股関節の形や負荷のかかる方向を改善させる手術。
寛骨臼回転骨切術骨盤骨切り術内反骨切術外反骨切術 など

○関節を廃絶する手術
自分の股関節をあきらめて、関節を固定したり人工のものに置換えたりする手術。
人工関節置換術股関節固定術 など


寛骨臼回転骨切術

・・・寛骨臼の一部を切って回転させ骨頭を覆うように外に引き出す
骨盤骨切り術

キアリ法・・・骨盤を横に切り股関節を内側にズラして骨頭を覆う部分を広げる

内反骨切術・外反骨切術
大腿骨の付根の骨を切取って骨頭を倒し力のかかる方向を改善する手術。

内反骨切術
・・・骨頭を内側に倒して骨頭を関節内に納める。
外反骨切術
・・・骨頭を外側に倒して接合面を調整する。

人工股関節置換術・・・人工股関節に置換える。劇的に改善するが耐久面で寿命があり長期的には再置換えが必要になる為、高齢者に向く。

股関節固定術・・・股関節を固定して動かなくする。

 など


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(以上は 書籍・サイトなどの資料を参考に一般的な変形性股関節症の知識をまとめたものです。2008/01/25 :参考文献)



構造的にはこう見る!
●構造面から考えた変形性股関節症

変形性股関節症に関しての一般論としては以上のようなことになりますが、ここで身体の構造(姿勢)面から変形性股関節症を考えてみたいと思います。

構造的にはこう見る!

畦上 和彦
東洋医学とカイロプラクティックのアゼガミ治療室

●骨格で体重を支えているか?

人間は骨格構造アライメント(位置関係)がきれいに並んでいれば、骨にうまく体重を乗せて体を支えることができます。
しかし、それがずれたり歪んだりすると体が傾かないように筋肉を緊張させて身体を支えることになり、また支える角度が悪くなるので関節椎間板にも余計な負担がかかります。

変形性股関節症の人の場合も、長年の習慣等により姿勢が傾いて足の骨に素直に上半身が乗っていないことがよく見受けられます。多くの場合、骨盤が後ろに傾いて、結果としてひざを曲げて身体を支えなければならない不安定な姿勢です。

●姿勢が傾いていると関節に負担がかかる

股関節の臼蓋(寛骨臼の一部で大腿骨頭に接する部分)は球にかぶさるような形。姿勢が傾いていると大腿骨頭が横にズレたり前後にズレたりして浅くしかはまらないので、負荷のかかる部分が集中して関節軟骨も痛みやすくなります。

変形性股関節症の発症や進行には、「先天性股関節脱臼」や「先天性臼蓋形成不全」といった股関節の形態の異常のほかに、この姿勢等の生活習慣からくる骨の位置関係の悪さが関連していると考えます。
臼蓋形成不全等の異常がある場合でも人によって進行が違うことや、形態の異常のない人でも発症する場合があることも、これで説明がつくと思います。

●骨格のバランスで立てば余計な負担がかからない

傾いた姿勢を治して、関節の角度をよい状態にしてうまく骨格に体重を乗せることが大切です。そうすることで関節や軟骨に余計な負荷がかからなくなり傷みにくくなります。

東洋医学では自然治癒力が働かなくなる原因を、
・構造(姿勢)
・食物(環境)
・精神

の3つに分類しています。このうち当治療室が担当しているのは「構造(姿勢)」です。
当治療室では、ソフトなカイロプラクティックと東洋医学で姿勢が正しい位置に戻るためのきっかけを作る治療を行うほか、正しい立ち方座り方の指導、無理なくできる運動としてはウォーキングをおすすめしています
骨格のアライメント(位置関係)がよいとは、すなわち「からだに余計な負担がかからない」ということ。疲れにくく、また関節や椎間板も傷みにくいので関節痛などになりにくく、長く快適に使うことができます。

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