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 |  |  活性酸素って何? 
 
 
 
              
                
                  | ●活性酸素は体内で自然に発生し身体を守る働きもある |  体内で酸素を利用し代謝が行われる過程で活性酸素は自然に発生する、酸素を吸えば必ずできるものです。
 さまざまな老化現象を起す悪者として有名ですが、身体を守る働きも持っています。身体に必要なものでもあるけれど、増えすぎると害になってしまう、というものなのです。
 
 <活性酸素の働き>
 
 体内に侵入した細菌などを取り除く働きがある。
 白血球やマクロファージなどの「免疫機能」の一部として細菌などを攻撃する。
 またエネルギーを作る仕組みの中であまった水素と結合して水になり対外へ排出する働きなどもしている
 
 
 
 活性酸素は毒性が強く、体内の細胞を酸化させることで老化やさまざまな病気を引き起こす原因になると言われています。
 
 <活性酸素で身体が酸化すると>
 
 ・老化
 ・シミ、ソバカス、しわ
 ・動脈硬化、糖尿病、ガン、老人性痴呆
 などの原因になるといわれている
 
 代謝などの生体活動の中で自然に発生するほかにも、ある条件のもとでは過剰に発生すると考えられています。
 
 <活性酸素の発生原因>
 
 紫外線
 大気汚染
 電磁波
 たばこ
 激しいスポーツ
 ストレス
 医薬品
 排気ガス
 加工食品、食品添加物
 殺虫剤
 X線(レントゲン)
 
 
 
 ●人間の身体には酸化を防ぐ機能もちゃんと備わっている
 
 「スカベンジャー」といわれる抗酸化物質が活性酸素の発生を防止したり傷を治したりする働きをしています。
 しかし、大量に活性酸素が発生すれば対応しきれないし、食事や生活の乱れや老化により機能は衰えてしまいます。抗酸化システムがよく機能するように生活習慣などに留意することが大切です。
 
 ●活性酸素から身を守るための工夫
 
 ・抗酸化物質が体内で作られるように食事に気をつけましょう。
 緑黄色野菜などに含まれるビタミンC,E,βカロチンが脂質の酸化を防ぐといわれています。その他、お茶やワイン、大豆など抗酸化作用があると言われる食品もあります。偏りなくバランスよく食べることが大切です。
 
 ・風邪をひいたり病気になると免疫機能が働き活性酸素は増えます。
 疲れやストレスをためない規則正しい生活をしましょう。
 
 ・活性酸素の発生原となるものをできるだけ避けましょう。
 紫外線対策、たばこ、電磁波、ストレスほか、活性酸素を過剰に発生させる原因に近づかないことです。
 
 
 
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