●変形性膝関節症の進み方

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●変形性膝関節症の進み方?



1)前期・・・関節軟骨の劣化がはじまる

関節にかかる負担に耐えられなくなると、ツルツルだった関節軟骨の表面に傷がついたり劣化したりする「軟骨変性」が起こる。だんだん関節軟骨の弾力がなくなり衝撃吸収能力が落ちていく。
X線には関節軟骨は写らないが、内視鏡でみると関節軟骨の毛羽立ちなどがみられる。
ひざが痛むことがあるが原因がわからず放置されることが多い。

2)初期・・・軟骨がすり減りはじめる

前期〜初期にかけて、関節軟骨の表面の傷や劣化が進み、表面に裂け目が出て剥がれはじめ徐々に関節軟骨がすり減りはじめる。すり減った軟骨のカスのようなものを除去しようと滑膜の炎症が起こり、関節液が多く分泌され腫れや痛みが出てくる。
さらに進むと関節軟骨がすり減り半月板も弾力を失うため、大腿骨と脛骨の間にあるべきすき間(=関節裂隙・かんせつれつげき)が狭くなっていく。そうすると骨にかかる負担が増えてくるため、骨が自分を守ろうとして硬くなったり(骨硬化)、とげ(骨棘・こっきょく)やでっぱり(骨堤・こつてい)のようなものを作る。
ひざに水がたまって強く痛んだり、走ったり階段の上り下りなどで痛むことが多くなる。

3)進行期・・・O脚やひざのくの字変形が目立つようになる

関節軟骨のすり減りが進行し関節裂隙はますます狭くなり、骨棘、骨堤、骨硬化も進む。関節軟骨の部分的な欠損や、半月板も変性や損傷がみられる。
ひざの使い方の癖などで関節軟骨の一部がすり減り、O脚やひざが伸びきらずくの字になるなどの関節変形が目立つようになる。負荷はひざの内側にかかりやすく、また日本人はO脚気味の人が多いため内側負荷が大きくなりやすい。
スポーツを続けるのは難しくなり日常生活にも支障が出てくる。

4)末期・・・関節軟骨が消失、骨が直接こすれ合う

関節軟骨が完全にすり減って関節裂隙がなくなり骨硬化が進む。骨同士が直接こすれ合うギリギリ、ゴリゴリといった音が聞こえたりする。O脚などの変形が進み、ひざを完全に曲げたり伸ばしたりすることが出来なくなる。痛みが引かなくなり、日常生活では杖や手すりが必要になってくる。


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